初清園では「ていねいにつくる」をモットーに梨・ぶどうの栽培を行なっております。
しかし、ていねいに作業するのは決して栽培期間中だけではありません。
収穫から出荷までの品質管理に徹底したこだわりがあるからこそ、自信を持ってお客様の元にお届けできると考えています。
このページでは、お客様により安心して初清園の梨を手に取っていただけるよう、収穫から出荷までの品質管理プロセスについてご紹介します!
梨園の裏側を、少しのぞいてみませんか?
1. 収穫

初清園の朝は早いです!収穫の最盛期は、毎朝6時ごろから収穫を開始します。
園主の私個人としては、「梨の美味しさは収穫で大きく左右される」と考えています。
梨は完熟に近い状態ほど美味しいです。
市場出荷の梨はどうしても輸送機関が長いため、完熟させることができません。
せっかく産地直送するのだから、完熟の美味しい梨をお客様にお届けしたいのです。
ですから、なるべく樹の上で十分に熟させることを目指しています。



とはいえ、完熟させ過ぎてもいけません。
なぜなら、初清園のお客様は北海道から沖縄まで日本全国にいらっしゃるので、あまりに完熟させてしまうと輸送中に傷んでしまうことがあるからです。
つまり収穫の際は、「なるべく完熟に近く、でも完熟させ過ぎないように」園主の目で厳しくチェックしながら収穫します。この塩梅が重要です。
この収穫の目の厳しさは先代から受け継いだものです。
2. 選別&品質チェック



収穫された梨は、選別のプロセスに入ります。
梨をサイズ毎に分けていきます。
この分ける作業と同時に梨の表面を手触りと目視でチェックし、
- 輸送中に傷んでしまいそうな箇所はないか
- 目につくような傷はないか
- いびつな形の梨ではないか
という点を確認しています。
なるべくキズが少ない状態で、綺麗な形の梨を選びます。



ちなみに、キズが多かったり商品にできないほど小さかったりする梨は、果物狩りでご来園いただいたお客様にほんの気持ちとしてご提供したり、直売所にお越しいただいたお客様に販売したりしています。
3. 箱詰め&最終チェック



箱詰めは園主の仕事です。
なぜなら、梨の品質の最終チェックを行う段階だからです。
園主の厳しい目で「受け取った人がどう思うか?」を意識し、ていねいにチェックしていきます。
送り先や梨の容量を確認し、「何日ぐらいで食べ切るのか」「その場合、どのぐらい熟している梨を送るのが良いか」ということを考えながら作業しています。
4. 出荷



箱を閉じて出荷です!
北は北海道、南は沖縄の離島まで、日本全国に初清園の梨が届けられます。結構沖縄のお客様が多いんですよ!
初清園の梨を、安心してご注文いただくために



いかがでしたか?
初清園では日本全国のお客様に、出来るだけ完熟した美味しい梨を味わってもらいたいとの思いから、こうした品質管理を行なっています。
梨農家の中でも、ていねいにチェックしている方だと自負しています。
ぜひ安心して、初清園の梨をご注文くださいませ。
みなさまにより喜んでいただける梨づくりを、これからも続けていきたいと思います。
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