初清園では4つの品種の梨を栽培しております。
それぞれ収穫の時期が異なりますので、是非お気に入りの品種を見つけて逃さないようにしてください!
初清園では、梨を一番良い状態で美味しく召し上がって頂くために、品質管理に拘っています。
美味しさの秘密は「こだわりの品質管理」のページをご覧ください。
梨狩りは予約優先です。ご予約は初清園のじゃらんページよりお願いします。
品種紹介
幸水(こうすい)
上品な食感が楽しめる!
直売
収穫時期:8月上旬〜8月中旬
初清園で一番早く旬を迎える、定番品種の梨です。
日本でもっとも多く収穫されている梨で、和梨の40%を占めます。
「菊水」と「早生幸蔵」の交雑によって育成され、1959(昭和34年)に登録されました。
シャキシャキした上品な食感に加えて、強い甘みが特徴。
梨の本場である千葉・鎌ヶ谷で育った梨は、一味違うコクのある甘みを堪能する事ができます。
食感が上品な分、日持ちが少々短いのがちょっと残念です。
届いてから1週間以内には食べてください。
時期的にはお中元にもぴったりです。
幸水を贈り物として買われるお客様が非常に多く、初清園では予約でほとんどが売れてしまう品種です。
ご購入を検討されている方はお早めにどうぞ!
初清園ではのし付き対応も行なっています!(簡易のシール貼り付けになります)
豊水(ほうすい)
たっぷりの果汁!
果物狩り 直売 オンラインショップ
収穫時期:8月中旬〜9月中旬
こちらも定番品種の梨。幸水と並んで、日本で人気の品種です。
「幸水」「新水」「豊水」は梨の「三水」とも呼ばれています。
サイズは幸水よりも少し大きめです。表面が幸水よりも少しザラッとしているのが特徴です。
1972年(昭和47年)に品種登録され、親は「幸水」×「石井早生×二十世紀」とされています。
豊富な水分を含み、強い甘みとやさしい酸味のある豊水は、夏の梨狩りにぴったり!
時期的には、お盆明けの残暑が厳しい季節に収穫できます。
暑さの中でもぎたてを食べると、程よい酸味が心地よく感じられます!
幸水よりも日持ちが長く、1週間以上もちます。
ただ、本当の美味しさを味わいたいならば、早めに食べる事をおすすめします!
初清園の梨狩りはこの品種からスタート!
梨狩りにいらっしゃったお客様からの「美味しい!」という声が、毎年多数届きます。
かおり
まぼろしの高級青梨
直売
収穫時期:9月初旬ごろ
幸水・豊水と打って変わって、こちらは非常に珍しい品種のかおり梨です。
かおり梨はその名の通り、他の品種と比べて香りが強いのが特徴の青梨。食味も非常に上品です。
大きいものは1kgを超えるほどの、大玉品種です。
希少性の高い品種で市場には出回りにくく、高級梨として親しまれています。
量販店ではなかなかお目にかかれない、まぼろしの高級青梨です。
近年、この品種だけを目指して来園される方が増えています。
2018年に「ヒルナンデス!」の取材で芸能人の方が試食されたのも、この品種です。
陣内さんは「こんな梨見たことない!」と驚かれていました。
1953年(昭和28年)に新興×幸水の交配品種として誕生しました。
なぜこんなに美味しい品種が、なかなか出回らない品種なのか?
それは、大きくなると木から落下してしまう事に加え、日持ちがあまり良くないからなんです。
それでも食味が良いから、一部の農園では生産を続けています。
初清園はその数少ない農園の1つです。
それほど日持ちが良くなく、本物のかおりの風味と味を楽しむなら鮮度の良い内に食べましょう。
保存する場合は新聞紙などで包んで、野菜室などの冷暗所で保存が良いでしょう。
この品種の残念なところは、収穫期間が非常に短いことです。(初清園でも販売期間が短いです)
ちなみに、初清園のかおりは比較的お手頃なお値段でお買い上げ頂けます。
その理由は生産量が比較的多いことに加え、多くの人にかおりのファンになって欲しいからです。
芳醇で上品な青梨の「かおり」、果物好きならハマってしまうこと間違いなしです。
ご購入を検討される方は、お早めにどうぞ!
新高(にいたか)
大きくてあま〜い梨!
果物狩り 直売 オンラインショップ
収穫時期:9月上旬〜10月初旬
1キロを超えることも珍しくない、大玉の品種です。
平均サイズは500〜600gと非常に大きいです。(ソフトボールぐらいの大きさはあります)
大玉で見映えも良いので、贈答品にも最適です。
初清園では最後に旬を迎える品種で、梨狩りでもお楽しみいただけます。
また、新高は収穫期間が比較的長い品種です。
ジューシーで酸味が少ないため、甘みが強く感じられます。
肉質の柔らかさも特徴で、噛んだ瞬間にジュワ〜とした食感が楽しめます。
果肉も白く、美しいです。
新高は歴史の長い品種で、1927年(昭和2年)に命名されました。
新潟の梨「天の川」と高知の梨「今村秋」が親とされていたので「新高」と命名されましたが、近年の遺伝子解析では片方の親が「今村秋」ではなく「長十郎」ではないかとされています。
ちなみに新高の命名は、台湾でもっとも標高の高い山「新高山」から取ったのが正しいと言う説もあります。
命名当時は、台湾は日本統治下でした。
豊水以上に日持ちしやすく、1週間以上はもちます。
ただこちらも、本当の美味しさを味わいたいならば、早めに食べる事をおすすめします!
この品種が終わると、来年まで梨とはお別れ。名残惜しいですね。
初清園のお客様の中にも「最後だから!」と急いで買われる方も多いです。
今年最後の梨に、初清園の新高はいかがですか?
お気に入りの梨を見つけてください!
梨はどの品種も収穫時期があっという間に終わってしまう果物です。
「今年はこれを食べたかったのに!」「次食べられるのは来年かあ…」
そんなことが無いようにに、ぜひお気に入りの品種を見逃さないようにしてくださいね!